江戸川区教師殺人事件

尾本幸祐生い立ち「金銭難でマルチ商法加担」江戸川区教師殺人事件

江戸川区教師殺人事件

窃盗・殺人の容疑で逮捕された尾本幸祐容疑者。温厚な教師が逮捕された事で、多くの人が尾本幸祐容疑者に注目しています。

そんな中、尾本幸祐容疑者の生い立ちとして、ギャンブルで借金を作り、友人にFXを勧めていた事が報道されました。この報道から、尾本幸祐容疑者がマルチ商法被害者だった可能性が浮上しています。

尾本幸祐の生い立ち「FXでマルチ商法被害に」

冒頭でお話ししたように、尾本幸祐容疑者の生い立ちとして、ギャンブルによって数百万円の借金を抱えていた事は、既に報道され周知の事実です。そして、その後、尾本幸祐容疑者が友人にFXを勧めていた事も発表されました。

尾本容疑者の30代の知人男性は取材に、2年ほど前に容疑者に会った際にFX投資を勧められたと証言した。尾本容疑者は「手取り足取り教えてくれる先生がいて結構、利益をあげた」と話し、「先生の言うとおりにすれば絶対に利益が上がるから」と何度も念押しされたという。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b86e0b94dd51fa34c29370eacef53740537c4dcc

この事実が報道されると、「尾本幸祐容疑者はマルチ商法の被害者なのでは?」という書き込みが行われています。

マルチ被害者じゃん

尾本幸祐容疑者の生い立ちとの1つとして噂されている、マルチ商法被害者説。調べてみた結果、尾本幸祐容疑者の勧誘はマルチ商法の特徴と一致し、さらに、尾本幸祐容疑者がお金を必要としている理由も見つかっています。

尾本幸祐は友人にFXを勧めていた「信用できる先生がいる」

販売組織の商品をAさんがBさんに販売。そして、Bさんは商品購入時に販売組織の会員となり、Cさんにその商品を販売する。

その結果、「A⇒B⇒C」というピラミッドが出来上がり、Cさんが商品を売る事で、Bさん、そして、Aさんも利益を得る。これがマルチ商法の仕組みですね。

引用:https://novelup.plus/story/116636320/765683327

一昔前は、壺などがマルチ商法の商品として有名でしたが、SNSの普及によって様変わりしている事が、経済ジャーナリストより聞かれました。

SNSの普及により、マルチ商法の勧誘はかなり様変わりしてきました。若い人を中心としたSNS世代は、知らない人とのやり取りに対し、抵抗が少ないんです。
その結果、SNS、マッチングアプリを通じ、様々な商品がマルチ商法で取り扱われるようになりました。その一つに物販販売、仮想通貨、FXなどで儲ける為のノウハウが使用されるようになったんです。
情報商材と言われる商品で、実際に、広島市の男性が、ネット掲示板やチャットアプリを通じ、若者100人を勧誘しています。この男性は、「給料が少ない」「欲しい物が買えない」と話す相手に対し、副業を勧めていました。そして、100万円、150万円、200万円という3コースの情報商材を用意し、相手の貯金などに応じて、払えるコースを販売しています。料金の上下によってサポート体制が異なり、当然、高額になる程、厚手のサポートを受けられる訳ですね。
どのコースも高額な商品にも関わらず、約3割の人が契約したと言いますから、驚きですよね。そして、契約した人たちが、次の客に商品を売り、利益を得ていました。

SNS普及により、マルチ商法の商品として使用されるようになった情報商材。FXで儲ける為のノウハウも商品として使用されており、さらに、その商品をまた別の人物に売る事で利益を得る。

尾本幸祐容疑者がFXを行っていた生い立ちや、友人に「信用できる先生がいる」「先生の言うとおりにすれば絶対に利益が上がる」という言葉は、ジャーナリストの発言内容と酷似しています。

この事から、尾本幸祐容疑者がマルチ商法に関与していたとしてもおかしくはないでしょう。

尾本幸祐の自宅「5000万円以上の新築一軒家」

経済ジャーナリストの発言から、お金に困っている人物ほど、マルチ商法に引っ掛かりやすい事は明白です。そして、尾本幸祐容疑者の生い立ちの1つとして、金銭難が浮上しています。

それが、尾本幸祐容疑者が購入した自宅です。

  • 住所は東京都江東区大島8丁目
  • 東大島駅から徒歩5分の距離
  • かなり新しい一戸建て

以上が、報道された尾本幸祐容疑者自宅の特徴です。

また、ストリートビューの画像から、尾本幸祐容疑者の自宅を建てた時期も特定されていました。

掲載した画像は2015年時、尾本幸祐容疑者の自宅住所の画像です。この時、尾本幸祐容疑者の自宅は撮影されていません。

しかし、翌年2016年には尾本幸祐容疑者の自宅が完成していました。

この事から、尾本幸祐容疑者が新築で自宅を建てた事は明らかです。

では、東京都江東区大島8丁目の新築一戸建てはどの程度の価格なのか?物件サイトより同じ条件で調べた結果がこちらです。

引用:SUMO

物件サイトから見つかった新築一戸建ての価格は7280万円。外観も尾本幸祐容疑者自宅と似通っている事から、尾本幸祐容疑者は同程度の金額で、新築一戸建てを建築したのでしょう。

ちなみに、中古物件でさえ、5000万円以上の価格となっている事も分かりました。

引用:SUMO

引用:SUMO

これらの事実から、尾本幸祐容疑者の自宅は、少なく見ても5000万円以上、新築一戸建てと考えると7000万円近くだった事は、間違いないです。

尾本幸祐の年収「600万円のローン適正額は3600万円」

36歳の中学生教師という生い立ちを持つ尾本幸祐容疑者。彼の年収を調べてみると、約681.5万円だった事が分かりました。


引用:https://tech-camp.in/note/careerchange/42116/

では、この年収では、どの程度の住宅ローンが適正額なのでしょうか?調べてみた結果、判明した金額は3000~3600万円です。

ここでの「年収」は、手取り額ではなく総支給額です。「年収倍率」は、金融機関が住宅ローンの審査をする際にも使用されている基準で、一般的に年収の「5~6倍」が借入金額の適正値だと考えられています。例えば年収600万円だと、借入金額3000万~3600万円くらいが適正ラインになります。

引用元:年収600万円の住宅ローンはいくらが適正?借入金額・頭金・税制度などを紹介

尾本幸祐容疑者の奥さんが専業主婦だった事は、近隣住民の話から明らかです。つまり、尾本幸祐容疑者の世帯収入は、尾本幸祐容疑者年収のみとなり、約681.5万円となります。

この金額で借りる住宅ローンは3000万~3600万円が適正であり、7000万円近くの自宅購入は明らかに無理があります。

この事実から、尾本幸祐容疑者が金銭目的で、FXやマルチ商法に手を出していたいとしても全く不思議ではないですよね。

しかし、尾本幸祐容疑者はFXに失敗し、大きな借金を作っています。この事から、「先生の言うとおりにすれば絶対に利益が上がる」という言葉は明らかに嘘です。

この様な噓をつき、損をする可能性が高いにも拘わらず、知人を引き込もうとした事は、許し難い事実と言って差し支えないでしょう。

追記:尾本幸祐の自宅値段「2017年に約4000万円で購入」

尾本幸祐容疑者の自宅値段が約4000万円だった事、そして、建築した年数が2017年だった事が報道されています。

尾本容疑者の住宅は、目の前に小学校がある閑静な住宅街の3階建ての一軒家。長男が産まれた2017年に約4000万円で購入したとみられる。

引用元:「子煩悩」「生徒思い」殺人容疑で逮捕の中学教師、借金判明も「なぜ被害者狙った?」近隣住民首かしげ

当初想定した値段よりは、かなり安い金額で自宅を購入したようです。しかし、それでも適正ローンよりも高い金額で自宅を購入していました。

追記:尾本幸祐の家族「妻と3人の子供の5人家族」

尾本幸祐容疑者の家族構成も報道されており、妻と3人の子供の5人家族です。そして、子供3人を育てるには、世帯年収として、約840~890万円必要な事が分かりました。

子どもが3人いる家庭は、2人いる家庭の平均年収である739.8万円に加えて年間で100万円~150万円程度の子ども費用がかかることになると想定されます。

引用元:子どもが3人いる家庭に必要な年収。知っておくべき手当やお金の管理方法

尾本幸祐容疑者が、適正ローンの金額を超え自宅を購入している事も加えると、年収約681.5万円では資金が足りない事が分かります。

自宅の価格が、当初想定した値段よりも相当安いことが判明しましたが、それでも尾本幸祐容疑者が金銭的に苦しかった事は、間違いないでしょう。

尾本幸祐出身高校「城東もしくは深川説浮上」江戸川区教師殺人事件

尾本幸祐冤罪説はデマ「根拠となる理由全てが薄い」江戸川区教師殺人事件

コメント

タイトルとURLをコピーしました