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タイトルホルダー故障原因「重馬場による全力疾走」天皇賞春2023競争中止

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4月30日に行われた天皇賞2023で一番人気だったタイトルホルダーがレース中に競争中止となりました。その後、タイトルホルダーが故障しており、右前肢ハ行だった事が発表されています。

タイトルホルダーはどうして故障してしまったのか?タイトルホルダーの故障原因について調べました。

タイトルホルダーの故障原因「重馬場の日経賞が理由」

タイトルホルダーの故障原因について調べていると、前走である日経賞2023を理由に挙げている人が多くいます。

タイトルホルダーがこうなる予兆はあった。
原因は重馬場の日経賞にあると思う。
アフリカンゴールドの様に厳しい流れを作らないメンバーでマイペースの逃げがうてたのに、8馬身も差をつける力走。
そこまで飛ばす必要あったのかな?

天皇賞春タイトルホルダーの唯一心配していた点、前走の疲労、アクシデントにはなるんですが前走中山の重馬場の反動がレース中に出てしまい競争中止
ここは調教からみて判断していた部分でここは予想の範囲外という事でしょうがありませんでした。

2023年3月25日に行われた日経賞2023。天候不良による雨で、レース会場の芝の状態は悪く、重馬場と呼ばれる状況でのレースとなとりました。

重馬場は馬にとっては走りにくい状況なのですが、タイトルホルダーは2位に8馬身も差をつける力走で完勝しています。

ところが、重馬場での激走がタイトルホルダーにとってはダメージになっており、今回の競争中止・故障の原因として、多くの人から指摘されています。

タイトルホルダーの故障原因は、重馬場によるものだったのでしょうか?

タイトルホルダーはどうしたのか「前走の影響で疲労が蓄積していた」

天皇賞2023の出走馬の中には、故障したタイトルホルダー以外にも、アスクビクターモア、ディアスティマが日経賞2023に出走していました。

出走直前に発表された単勝オッズを見てみると以下の通りとなっています。

  • タイトルホルダー:1.7倍
  • アスクビクターモア:6.9倍
  • ディアスティマ:150.1倍

タイトルホルダーの単勝オッズは1位の一番人気。そして、アスクビクターモアの6.9倍は4番人気であり、それぞれ、活躍が期待されていた馬でした。

しかし、結果はタイトルホルダーが競争中止し故障。完走したアスクビクターモアは全17馬中11着。ディアスティマは9着となっています。

  • タイトルホルダー:競争中止・故障
  • アスクビクターモア:11着
  • ディアスティマ:9着

上位を期待されたタイトルホルダー、アスクビクターモアはどちらも成績が全く振るわなかった訳ですね。

また、重馬場でのレース直後に、調子を崩している馬は過去にも存在しています。

2009年3月22日に行われた阪神大賞典。この日も重馬場でのレースとなり、アサクサキングスが1着。スクリーンヒーローが4着という結果になりました。

この2頭は、2009年5月3日に天皇賞に出走しているのですが、アサクサキングスは9着。スクリーンヒーローは14着となっています。

重馬場の日経賞2023に出走した3頭が、今回の天皇賞2023で軒並み成績不良に終わった事。そして、過去にも同様の事例が存在することから、タイトルホルダーの不調・故障の原因が、前走の重馬場にあったとしても不思議ではないでしょう。

タイトルホルダーの怪我「斤量の増加による影響もあった」

タイトルホルダーの怪我の原因には斤量の増加も影響していると考える人もいます。

大阪杯のヴェルトライゼンデしかり、タイトルホルダーも前走で59キロ背負って重馬場を全力出し切った次で故障

JRA、地味に斤量増の変更、悪い方向にやっちまったかもなこれ

斤量とは、競走馬が背負う負担重量の事で、JRAは、2023年から斤量の増加を行うことを発表していました。

10月17日、JRAは2023年から負担重量を引き上げることを発表した。

引用元:来年から変更となるJRAの負担重量 2003年以来20年ぶりの変更の狙いとは

タイトルホルダーの日本での直近4レースを見てみると、2023年から斤量が重くなっている事が分かります。

  • 日経賞2023(2023/03/25):59㎏
  • 有馬記念2022(2022/12/25):57㎏
  • 宝塚記念2022(2022/6/26):58㎏
  • 天皇賞2022(2022/5/1):58㎏

背負う重量が増える事は、競走馬に負担になる事は言うまでもないですよね。

そして、重い斤量にyほり、怪我を負った競争馬も存在します。

2023年1月に斤量60㎏で出走したサトノフラッグがレース途中で競争中止。怪我が発表され、タイトルホルダーと同じく、ハ行と診断されています。

1978年にはテンポイントが66.5㎏という斤量を背負いレースに出走。第4コーナーに差し掛かったところで、左後肢を怪我・骨折し、競争中止となりました。

馬の骨折は命に係わる程の怪我であり、テンポンドは約2か月後に死亡しています。

斤量の増加、さらに、重い斤量によって、怪我や死に至った競走馬が存在する事実。この事から、斤量増加がタイトルホルダーの怪我の原因となった事を否定する事は出来ないでしょう。

タイトルホルダーは大丈夫か「跛行から復帰した競走馬も存在」

人気競走馬であったタイトルホルダーの跛行はたくさんの人にショックを与えており、復帰を心配する声も多くあがっています。

しかし、過去にはタイトルホルダーと同じく、故障・怪我により跛行と診断されながらも、復帰した競走馬は存在しています。

2017年6月に右前肢跛行と診断されたエピカリスは、同年8月にわずか2か月程度で復帰しました。過去の事例から見ても、タイトルホルダーが復帰する事は十分にあり得ます。

追記:タイトルホルダーの出走後映像「痛がっていた素振りがあった」

Twitterにはタイトルホルダーがレースを中止した直後の映像が投稿されており、脚を痛がっている素振りを見せている事が確認されています。

現地より

タイトルホルダー大丈夫?

自力で馬運車に乗れた事を確認している事も報告されており、その後の容態が案じられていました、

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